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(発行=09.10.12)
ワシントンDCの妙宣寺が焼失
日蓮正宗の寺で大火災、被害は八十万ドル
二百二十人が集った「お会式」の時に炎上
日蓮正宗では、大御本尊御図顕の日の前日、アメリカで大事件が発生した。
アメリカ国内に六ケ寺ある寺の一つ、ワシントンDCの妙宣寺(住職・村田雄
瑞)が火災で焼失したのだ。火の手が上がったのは十月十一日午後零時二十分
頃。寺の中には「お会式」のために、約二百二十人の法華講員が集っていた時、
寺の倉庫から出火した。
初めのうち、女性信徒の一人は「いつもより煙の多いお香を使用していると
思った」と言い、別の信徒は「他の建物の火事だと思っていた」と言う。とこ
ろが、自分達の寺が燃えていると知って、慌てて逃げ出したため、死傷者はい
なかったようである。
通報を受けた消防署では百人近い消防士が出動し、懸命に消火に当たった。
道路はロレーヌ通り、デニス通りなど双方向とも数時間にわたって閉鎖され、
大渋滞を引き起こした。
捜査関係者によると火災はお香と灰を格納するのに使用されているクロゼッ
ト内で起きたという。
また、火災救急当局のオスカー・ガルシア署長は「寺側の儀式用具の火の消
し方が不適切で、クロゼット内の他の物に燃え移った」と指摘。火事が引き起
こした損害は、概算で八十万ドルにものぼると言明した。
年に一度の「お会式」の日に、大火災を起こすとは、信心の弛緩としか言い
ようがない。この妙宣寺の火災は「ワシントンポスト」でも写真入りで報道さ
れた。
火災といえば去る八月二十八日午後一時過ぎ、大石寺の駐車場で千葉市から
登山した女性講員が乗ってきた普通乗用車から出火、十台の車が焼けたばかり
だ。昭和五十二年には所化が焼死した大火もあった。寺は少ないが、火災が多
いのも宗門の特徴の一つである。
妙宣寺の火災の残骸を取り除く消防士(「ワシントンポスト」より)
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