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前号で紹介した明年の支部総登山の計画の概要について、各地の末寺からブーイングが起こっている。明年の支部総登山の概要は、"全講員を参加させろ" "必ずメーンとなる登山会を開催し、そこにより多くの人数を結集しろ"というもの。
この、「本山により多くの信者を」という有無を言わせぬ打ち出しに末寺坊主は怒っているのだ。と言うのも、信者は「登山したら多くの供養を包まなければならない」という強迫観念にとらわれている。つまり、信者が本山に登山すればするほど、末寺への実入りが減ってしまうというわけだ。
本年は7月の結集総会に加えて、数合わせの50万登山が行われてきた。本山は丸々と肥え、末寺はやせ細る一方である。ほとほとまいった末寺坊主たちの「本山は末寺をつぶす気か」という嘆きも納得できる。
昔から本山と末寺の関係は「親」と「子」にたとえられてきたが、末寺坊主の間からは、「子どものことを考えるのが親。子どものカネをむしり取る親がどこにいるか」といった辛らつな怒りの声も聞こえてくる。
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