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顕 正 会 短 信

 投稿者:宿坊  投稿日:2009年 8月31日(月)22時06分54秒
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  2009.08.31

浅井克衛も礼賛の「外部ジャーナリスト」は顕正会員

 手元に一冊の本がある。題名は「富士大石寺顕正会」。今では絶版になっているがたまにネットオークションに出品されているのを見かける。「日新報道」平成10年7月発行。著者は「下山正恕」。肩書には「ジャーナリスト 現・日蓮正宗法華講所属」とあり、発売当時、「法華講所属のジャーナリストが顕正会について書く」という意外性に驚いて購入したのだが、読んでみると、学会と宗門をメッタ切りにする反面、浅井昭衛の著作の丸写しかの如き内容に違和感を覚えたもので、「こいつ顕正会員じゃないか」と疑っていたのだが、案の定、昭和57年10月の妙信講第23回総会で「学会より正義にめざめて」と題した登壇をしている顕正会員であることが判明したのである。

 この本にはなぜか「日蓮大聖人」と「日蓮聖人」の二つの表現が存在するが、顕正会員であることがばれないよう、浅井の著作や講演の丸写し部分以外はわざと「日蓮聖人」と書いたのだろう。しかし偽装は露呈する。本当に法華講に所属しているなら「日蓮聖人」とは言わない。

 説明によると、学会を除名されたあと昭和54年頃、「勧められてある末寺の法華講に所属した」と書いている。しかし第23回総会の時には妙信講に所属しており、それでいて平成10年当時は「現・法華講所属」と嘯いて顕正会擁護本を出しているのだから、よくもまぁ悪質な偽装工作をしているものだ。

 この本の「はじめに」には「私は五年後・七年後に、顕正会が日本に及ぼす影響は、かつての創価学会のそれどころではないと思っている」と書かれているが、確かに平成16年頃から「特異集団」として公安調査庁がマークするようになり、逮捕者が17年以降毎年のように発生して社会治安にとっての「悪影響」となったことは確かだ。

 また、巻末の「参考文献」欄では「顕正会発行の書籍は一般書店では入手しにくいので問い合わせることを薦める」として、当時の常盤台本部の住所と電話番号まで書いてあるのだ。問い合わせればどうなるかぐらい容易に想像がつく。顕正会への勧誘取次も請け負ったのだろうか。

 ところで出版当時、浅井克衛が「外部のジャーナリストが素晴らしい本を出した」などと各地の集会で盛んにアピールしていた。「外部の物書きも浅井先生を絶賛している」と言わんばかりの猿芝居に騙された婦人部も多かったと聞くが、その罰かはたまた自分の身から出た錆か、その後克衛は表舞台から消え、彼の話題はタブーとなっている。そして、この本の売れ行きは芳しくなかったようで、後日在庫の引取りを巡って顕正会と日新報道の間でトラブルとなり、最終的に顕正会が全部引き取る形となったようだが、その日新報道から今年6月、「迷走する顕正会を斬る」が出版されたのは皮肉か、それとも意趣返しか。
 
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